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子どものおもちゃが増えてくると、悩ましいのが収納場所です。
片付けたばかりなのに、気付けばリビングの床がおもちゃだらけ。毎晩、親がまとめて片付けている家庭もあるのではないでしょうか。
そこで考えたいのが、おもちゃの収納方法です。
大きなボックスにまとめて入れる方法もあれば、ラックを使って種類ごとに分ける方法もあります。
どちらも便利ですが、子どもの年齢やおもちゃの量によって使いやすさは変わります。
この記事では、収納ボックスとラックの違いを比較し、子どもが自分で片付けやすい収納の選び方を紹介します。
結論|片付けやすさならボックス、整理しやすさならラック
おもちゃ収納を選ぶとき、まず考えたいのは「何を優先するか」です。
短時間で片付けたいならボックス。おもちゃを種類ごとに整理したいならラック。
それぞれに向いている使い方があります。
| 比較項目 | 収納ボックス | 収納ラック |
|---|---|---|
| 片付けの手軽さ | ◎ 放り込むだけ | ○ 場所を覚える必要がある |
| おもちゃの探しやすさ | △ 中身が混ざりやすい | ◎ 種類ごとに分けやすい |
| 収納量 | ◎ 大きな物も入れやすい | ○ 棚やケースの大きさによる |
| 設置スペース | ○ 小さく始められる | △ 一定のスペースが必要 |
| 子どもの使いやすさ | ○ 高さや重さによる | ○ 手が届く高さなら使いやすい |
| 費用 | ◎ 比較的安く始められる | △ 本体の購入費用がかかる |
※一般的な特徴の比較です。実際の使いやすさは商品や設置方法によって異なります。
例えば、ブロックやぬいぐるみが中心なら、大きなボックスにまとめるだけでも十分でしょう。
一方、ミニカー、パズル、積み木、絵本など種類が増えてきたら、ラックで収納場所を分ける方法が便利です。
どちらか一方に統一する必要はありません。
ラックに小さなボックスを組み合わせる方法もあります。
収納ボックスのメリット・デメリット
メリット|片付ける作業が簡単
収納ボックスの一番の魅力は、片付け方が分かりやすいことです。
遊び終わったおもちゃを箱に戻すだけなので、小さな子どもでも取り組みやすい方法です。
親にとっても、床に散らばったおもちゃをまとめて収納できるのは助かります。
また、収納ボックスは比較的安価な商品も多く、おもちゃが増えたときに買い足しやすいのも利点です。
収納家具を新しく購入する前に、まずはボックスだけで片付けの仕組みを作る方法もあります。
デメリット|中身が混ざりやすい
大きなボックスに何でも入れていると、必要なおもちゃを探しにくくなります。
例えば、ミニカーを探しているのに、ぬいぐるみやブロックの下に埋もれてしまうことがあります。
その結果、箱の中身を全部出してしまい、かえって散らかることも。
こうした場合は、一つの大きなボックスではなく、おもちゃの種類ごとに複数のボックスを用意する方法がおすすめです。
収納ラックのメリット・デメリット
メリット|おもちゃの定位置を決めやすい
収納ラックの魅力は、おもちゃを種類ごとに整理できることです。
例えば、上段にはパズル、中段にはミニカー、下段にはブロックというように収納場所を分けられます。
何がどこにあるのか分かりやすくなるため、遊びたいおもちゃを探しやすくなります。
また、収納場所が決まっていれば、片付けるときにも迷いにくくなります。
ただし、ラックを買うだけで子どもが自分から片付けるようになるわけではありません。
子どもが無理なく戻せる高さや、分かりやすい収納方法にすることが大切です。
デメリット|設置場所と安全対策が必要
ラックは収納ボックスと比べて、設置するスペースが必要です。
また、背の高い家具や重い家具は、転倒や落下への対策も考えなければなりません。
子どもが棚によじ登ったり、上の段のおもちゃを取ろうとしたりする可能性もあります。
購入するときは、家具の高さだけでなく、安定性や固定方法も確認しましょう。
子どもの年齢によって収納方法を変える
1〜2歳|まずは大きなボックスから
1〜2歳ごろは、おもちゃを細かく分類するよりも、片付ける動作を簡単にすることを優先したい時期です。
大きなボックスなら、遊び終わったおもちゃを中に入れるだけ。
「この箱に戻そう」と声をかけながら、一緒に片付ける方法が取り入れやすいでしょう。
重いふたや複雑な開閉機構がない、扱いやすいボックスを選ぶのがおすすめです。
3〜4歳|種類ごとに分ける収納を検討
3〜4歳になると、おもちゃの種類が増えてくる家庭も多いでしょう。
ミニカー、ブロック、パズル、ぬいぐるみなどを別々に収納すると、遊ぶときにも片付けるときにも分かりやすくなります。
この時期には、ボックスを複数並べたり、低いラックに収納ケースを置いたりする方法が候補になります。
ただし、細かく分類しすぎる必要はありません。
最初は「車」「ブロック」「その他」くらいの大まかな分類でも十分です。
5歳以降|おもちゃの種類に合わせて調整
年齢が上がると、細かいパーツのあるおもちゃや、工作用品などが増えてきます。
小さな部品は仕切り付きケース、絵本は本棚、ブロックはボックスというように、物に合わせた収納が便利です。
一度購入した収納家具を長く使いたいなら、ケースの交換や棚の使い方を変更できる商品も検討してみましょう。
おすすめのおもちゃ収納グッズ4選
ここからは、実際に販売されている収納用品を紹介します。
商品情報をもとに特徴を比較しており、育自ラボがすべての商品を実際に使用して検証したものではありません。
アイリスオーヤマ「キッズトイハウスラック KTHR-412」
おもちゃを種類ごとに分けたい家庭向け
収納ケースが斜めに配置された、子ども向けのおもちゃ収納ラックです。
ケースの中身を確認しやすく、どこに何を片付けるのかを決めやすい構造になっています。
ミニカー、ブロック、ぬいぐるみなどを種類ごとに分けたい家庭に向いています。
おすすめする理由
- おもちゃを分類して収納できる
- ケースの中身を確認しやすい
- 子ども向け収納として設計されている
注意点
ケースの大きさが決まっているため、大型のおもちゃには向かない場合があります。
また、設置場所の確保と、取扱説明書に従った転倒対策が必要です。
アイリスオーヤマ「天板付きキッズトイハウスラック TKTHR-39」
収納とディスプレイを両立したい家庭向け
収納ケースに加えて、上部に天板が付いたタイプです。
ケースには細かいおもちゃを分類し、天板にはお気に入りのおもちゃなどを置く使い方ができます。
収納するだけでなく、子どもが自分の持ち物を見渡しやすい場所を作りたい家庭に向いています。
おすすめする理由
- おもちゃを種類ごとに分けられる
- 天板のスペースも活用できる
- リビングにも置きやすいデザインを選べる
注意点
天板の上に重い物を置いたり、子どもが登ったりしないよう注意が必要です。
天板の耐荷重や家具の固定方法を確認しましょう。
IKEA「TROFAST(トロファスト)」
おもちゃの量に合わせて収納を調整したい家庭向け
トロファストは、フレームと収納ボックスを組み合わせて使う収納シリーズです。
ボックスの大きさを使い分けられるため、細かいおもちゃと大きなおもちゃを分けて収納しやすいのが特徴です。
おもちゃの種類や量が変わっても、収納方法を見直しやすい点が魅力です。
おすすめする理由
- ボックスの大きさを選べる
- おもちゃの種類ごとに分類できる
- 子どもの成長に合わせて使い方を変えやすい
注意点
フレームと収納ボックスが別売りの場合があります。
購入前に必要な組み合わせと総額を確認しましょう。また、家具の固定方法についてはIKEAの案内に従ってください。
アイリスオーヤマ「CBボックス CX-3」
できるだけ費用を抑えて収納を作りたい家庭向け
一般的なカラーボックスも、おもちゃ収納に活用できます。
別売りの収納ケースなどを組み合わせれば、おもちゃを種類ごとに分けることも可能です。
専用のおもちゃ収納ラックに比べて、将来は本や日用品の収納に使い回しやすいのも利点です。
おすすめする理由
- 比較的低予算で収納を作れる
- インナーボックスを組み合わせられる
- おもちゃ以外の収納にも転用しやすい
注意点
子ども専用の収納家具ではないため、角や棚の高さ、転倒防止への配慮が必要です。
縦置き・横置きの可否や耐荷重も確認しましょう。
商品の比較|どんな家庭におすすめ?
| 商品 | 特徴 | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| KTHR-412 | ケースが見やすい専用ラック | おもちゃを分類したい |
| TKTHR-39 | 天板付きの専用ラック | 収納と飾る場所が欲しい |
| TROFAST | ケースの組み合わせを選べる | 長く使える収納が欲しい |
| CX-3 | シンプルなカラーボックス | 費用を抑えたい |
どれを選ぶか迷ったら、まずは設置場所と収納したいおもちゃの量を確認しましょう。
おもちゃが少ない家庭なら、大きな収納家具を購入せず、手持ちのボックスを活用するだけで十分な場合もあります。
子どもが片付けやすくなる収納の3つの工夫
収納場所を細かく分けすぎない
子どもが片付けに慣れていないうちは、分類を増やしすぎない方が使いやすいでしょう。
例えば、ミニカー、ブロック、ぬいぐるみの3種類程度に分けるだけでも、収納場所が分かりやすくなります。
細かい分類は、必要になってから増やせば十分です。
子どもの手が届く高さに置く
どれだけ収納力のあるラックでも、子どもの手が届かなければ、自分で片付けるのは難しくなります。
普段よく遊ぶおもちゃは低い位置に置き、親が管理したい物は別の場所に収納する方法が便利です。
重いおもちゃを高い場所に置かないことも大切です。
収納場所を写真やイラストで示す
文字が読めない子どもには、収納ケースに写真やイラストを貼る方法もあります。
例えば、ミニカーの箱には車の写真、ブロックの箱にはブロックの写真を貼ります。
これなら、片付ける場所を毎回説明する必要が減るかもしれません。
収納用品を購入した後は、こうした小さな工夫も試してみてください。
おもちゃ収納で失敗しないための注意点
収納量だけで選ばない
収納用品を選ぶとき、大容量の商品は魅力的です。
しかし、大きなボックス一つに何でも入れると、中身が探しにくくなる場合があります。
収納量だけでなく、子どもが取り出しやすいか、元の場所に戻しやすいかを考えましょう。
設置スペースを測っておく
ラックを購入する場合は、幅・奥行き・高さを確認しましょう。
特にリビングに置くなら、家具を置いた後の通路の広さも重要です。
収納ケースを引き出したときに、十分なスペースがあるかも確認しておきたいところです。
転倒や指挟みに注意する
子どもが使う家具では、安全性を優先しましょう。
家具の転倒防止、角の形状、ケースの落下、ふたによる指挟みなどを確認する必要があります。
収納ボックスを積み重ねる場合も、メーカーが認める段数や耐荷重を守りましょう。
よくある質問
おもちゃ収納は何歳からラックにした方がいい?
決まった年齢はありません。
おもちゃの種類が増え、子どもが収納場所を区別できるようになってきたら、ラックを検討してもよいでしょう。
ただし、ラックを使わずにボックスを並べる方法でも、十分に整理できます。
収納ボックスはふた付きとふたなし、どっちがいい?
子どもが頻繁に使うおもちゃなら、ふたなしの方が片付けやすい場合があります。
一方、ほこりを避けたい物や使用頻度の低い物には、ふた付きが便利です。
子どもが使う場合は、ふたの重さや指挟みの危険にも注意しましょう。
リビングに置くならどんな収納がおすすめ?
部屋の広さやインテリアによりますが、低めのラックやシンプルな収納ボックスが候補になります。
子どもが自分で使いやすく、親も片付けやすい場所に設置することが大切です。
まとめ|子どもが戻しやすい収納を選ぼう
おもちゃ収納は、ボックスとラックのどちらが優れているというものではありません。
- 手軽に片付けたいなら収納ボックス
- 種類ごとに整理したいなら収納ラック
- おもちゃが増えてきたら、ラックとボックスの組み合わせ
- 費用を抑えたいなら、手持ちの収納用品の活用から始める
大切なのは、収納家具の見た目や収納量だけでなく、子どもが自分でおもちゃを戻せるかどうかです。
親が毎晩すべてのおもちゃを片付けるのではなく、子どもと一緒に無理なく片付けられる仕組みを作れれば、日々の負担も少し軽くなるかもしれません。
まずは、今あるおもちゃの種類と量を確認するところから始めてみてください。

