90系ヴォクシーで長距離旅行|子ども2人で使って感じたこと

車

90系ヴォクシーに乗り始めて約1年。走行距離は9,400kmほどになりました。

普段の買い物や送迎だけでなく、東伊豆、山中湖、日光など、子ども2人を連れて何度か旅行にも行っています。

わが家は大人2人と、3歳・9か月の子どもの4人家族。2列目にはチャイルドシートを2台付けています。

ヴォクシーを選んだ理由の一つが、「子ども2人を連れて旅行しやすそうだったから」です。

実際に使ってみると、荷物の積載量だけでなく、SA・PAでのおむつ交換やミルク、車内移動など、子どもが小さい今だからこそ助かっている部分がありました。

一方、高速道路を走る機会が増えたことで、街乗りでは気にならなかった不満も見えてきました。

1年間、子ども2人を乗せて旅行して分かったことをまとめます。

わが家の乗り方

普段は大人2人+子ども2人で乗っています。

3歳と9か月なので、2列目にはチャイルドシートが2台。旅行では、ここにベビーカーと家族4人分の荷物が加わります。

ヴォクシーを買う前は、「普段4人しか乗らないのに、このサイズまで必要なのか」と少し迷いました。

ところが旅行に行くようになって、この余裕がちょうどよかったと感じています。

子ども2人との長距離旅行で感じたメリット

荷物

旅行でまず気になるのが、荷物です。

わが家の場合、

  • ベビーカー
  • 2泊程度の着替え
  • おむつなどの子ども用品
  • その他の旅行用品
  • 帰りに増えるお土産

といった荷物を積みます。

それでも、基本的には3列目の右側だけを収納して使っています。

3列目を全部収納して荷室にする必要はありません。

旅行の帰りはお土産などで荷物が増えますが、それを含めても今のところ困ったことはありません。

子どもが2人いると、旅行では「行きより帰りの方が荷物が多い」ということもあります。その余白を最初から確保できているのは助かります。

普段の4人乗車だけならもっと小さい車でも足りますが、旅行まで含めると、ヴォクシーくらいのサイズにしてよかったと思う部分です。

子どもの過ごし方

子どもたちは、長距離でも比較的普通に過ごしています。

寝ている時間も長いですし、起きているときは車内後席モニターで動画を見ることもあります。

ただし、子どもが小さいので、何時間も続けて走ることはありません。わが家では1時間半に1回くらいを目安に休憩しています。

この休憩中に、ヴォクシーの使い勝手の良さを感じることが多いです。

車内移動

ヴォクシーを選ぶとき、かなり重視したのが「前席から2列目へ車内で移動できること」でした。

実際、旅行でも使っています。

SAやPAに停めたあと、運転席や助手席から一度外へ出て、スライドドア側に回る必要がありません。そのまま車内を通って2列目へ移動できます。

子どもの様子を見たり、荷物を取ったり、おむつを替えたり。

雨が降っているときは、特にありがたいです。

車を比較していたときは、「本当にそんなに車内を移動するかな」とも思っていましたが、実際にかなり頻繁にします。

カタログ上の室内長や荷室容量には表れにくい部分ですが、小さい子どもを2人乗せるわが家では、かなり重要でした。

おむつ交換

9か月の子どもがいるので、旅行中のおむつ交換は避けられません。

もちろんSAなどのおむつ交換台を使うこともありますが、車内で済ませることもあります。

そのときにありがたいのが、ヴォクシーの室内高です。

単純に荷物がたくさん入るだけではなく、大人が車内に入って子どもの世話をしやすい。

車を買う前は「室内が広い=荷物がたくさん積める」と考えがちでしたが、子育てでは荷物より人間が動くための空間も重要でした。

これは実際に子どもを乗せて旅行するようになって、より強く感じています。

スライドドア

子育てとスライドドアの相性がいいこと自体は、よく言われます。

ただ、実際に旅行していて便利なのは、乗り降りするときだけではありません。

例えばSAや観光地に車を停めて、スライドドアを開けたままミルクをあげる。

旅行先で買った焼きとうもろこしを、子どもをチャイルドシートに座らせたまま食べさせたこともあります。

こういうとき、ヒンジドアのように大きく外側へ張り出しません。

隣に車が停まっていても、ドアパンチをあまり気にせず開けておけるので、スライドドアの開口部がちょっとした育児スペースになります。

カタログを見ていたときには、ここまで考えていませんでした。

カー用品

長距離になると、普段以上に役立つ用品もあります。

その一つがエアラブです。

長時間チャイルドシートに座ることになるので、暑い時期には特に使っています。

もう一つはゴミ箱。

かなり地味ですが、子どもが2人いると、ティッシュやお菓子の袋など、とにかく細かなゴミが出ます。

短時間の移動ならあとで片付ければいいのですが、旅行では車内で過ごす時間が長いため、ゴミをその場でまとめられるだけでも違います。

実際に使っている用品や、子育て用に行ったカスタムはこちらにまとめています。

→ 90系ヴォクシーの子育て向けカスタム8選|実際に付けて便利だったパーツ・用品

レーダークルーズコントロール

渋滞に入ったときは、やはりレーダークルーズコントロールが便利です。

運転の負担が減るので、子どもの様子も確認できます。

ただ、運転支援機能なので、前方への注意は欠かさないようにしています。子どもの様子は、ミラーなどで短く見る程度にしています。

長距離を走って感じた90系ヴォクシーのデメリット

ここまでは子育て面でのメリットが中心ですが、長距離を走れば不満もあります。

特に気になるのは、高速道路です。

横風

高速道路で一番気になるのが横風です。

背の高いミニバンなので仕方がない部分ではありますが、風が強い日は横から押される感覚があります。

特に速度が出ているときは、ハンドルを取られないよう気を使います。

普段の街乗りではほとんど気になりませんが、高速道路を長時間走ると、背の高い車に乗っていることを意識します。

走行安定性を最優先するなら、ヴォクシーの形状は有利とは言いにくいです。

パワー

街中を走っている分には、強い「もっさり感」は感じていません。

気になるのは、高速道路で加速が必要になったときです。

本線への合流、追い越し、上り坂。

こういう場面では、アクセルを踏んだときに「もう少し余裕があれば」と感じます。

普通に走る分には問題ありません。ただ、余裕のある加速感を求める車ではない、というのが1年乗った印象です。

実燃費

燃費は少し意外でした。

わが家の場合、街乗りでも高速道路でも、おおむね17.5km/L前後です。

街乗りでこれだけ走ってくれることには満足しています。

一方、高速道路なら20km/Lを超えてくるのでは、と購入前は期待していました。

実際には、それほど伸びていません。

走り方や道路状況、エアコンの使用などで当然変わりますが、少なくともわが家の使い方では「高速道路に乗れば燃費が大きく良くなる」という感じではありませんでした。

疲労

長距離での疲労については、2〜3時間運転すれば普通に疲れます。

ただ、シートそのものに不満があるわけではありません。

むしろシートは気に入っています。

疲労という点では、座り心地よりも、横風が強い日に高速道路を走る方が気を使います。

「ヴォクシーなら長距離でも全然疲れない」ということはありませんが、家族で旅行する車として不満を感じるほどでもありません。

メリット・デメリットをまとめると

旅行でよかった点

  • 2泊分の荷物とお土産でも、3列目は右側だけの収納で足りる
  • SA・PAで、前席から2列目へ車内で移動できる
  • 車内でおむつを替えやすい
  • スライドドアを開けたまま、ミルクなどの世話ができる
  • 渋滞では、レーダークルーズコントロールが便利

長距離で気になった点

  • 高速道路での横風
  • 合流・追い越し・坂道でのパワー
  • 実燃費は約17.5km/Lで、高速でも大きくは伸びない
  • 2〜3時間運転すると疲れる

1年乗って、「買って後悔はない」

普段の買い物や送迎だけなら、ここまで大きな車でなくても困らないと思います。

実際、ほとんどの時間は4人しか乗っていません。

それでも旅行になると、

チャイルドシート2台+ベビーカー+4人分の荷物+お土産

になります。

さらに、車内ではおむつを替えたり、前席から2列目へ移動したり、スライドドアを開けて子どもにミルクをあげたりします。

単純に「4人が座れるか」だけで考えていたら、もっと小さな車でも十分でした。

でも、4人で何をするのかまで考えると、わが家にはヴォクシーくらいの余裕が合っていました。

高速道路での横風やパワーには不満があります。それでも、子ども2人を連れて旅行するという使い方まで含めれば、今のところ「もう少し小さい車にすればよかった」と思ったことはありません。

ミニバン自体が必要なのか迷っている方はこちらにまとめています。

→ 子ども2人でミニバンは必要?90系ヴォクシーで子育てして分かったメリット・デメリット

8台を比較してヴォクシーを選んだ経緯はこちらです。

→ 子育て世帯の車選び|8台を比較して90系ヴォクシーを選んだ理由

まとめ

90系ヴォクシーで東伊豆、山中湖、日光などへ行き、納車から約1年で9,400km走りました。

子ども2人との旅行で特に便利だったのは、単純な積載量よりも、車内で大人が動けることでした。

前席から2列目へ移動する。車内でおむつを替える。スライドドアを開けたままミルクをあげる。

こういう使い方は、購入前にカタログを見ているだけでは、あまり想像できませんでした。

一方、高速道路では横風を受けやすく、合流や追い越しではパワー不足も感じます。燃費も、高速だから大きく伸びるわけではありませんでした。

それでも、子ども2人と荷物を積んで旅行する今のわが家には、90系ヴォクシーのサイズがちょうどよかったと思っています。

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