子育て世帯の車選び|8台を比較して90系ヴォクシーを選んだ理由

車

今回は、別の観点から育児について述べたいと思います。

子どもが生まれて、車を変えることに決めました。

それまでは、スポーツセダンに乗っていたのですが、さすがに子ども2人チャイルドシートに座らせて乗るのは狭く、いずれは子どもドアパンも脅威になります。そこで、泣く泣くセダンを降り、ミニバンに変えることにしました。

最初は「ミニバンなんてなんでも良い」「広ければいい」くらいに考えていました。ところが後に挙げる候補にした8台を調べたり、実車を見たり、試乗したりする中で、広さだけでは決められないことが分かってきました。

この記事は、おすすめのミニバンを紹介するものではありません。わが家が何を重視して、どの車をなぜ外し、なぜヴォクシーにしたのかを、順番に書いた記録です。

子どもが生まれて、車に求めるものが変わった

わが家は、小さい子どもが2人います。普段は大人2人と子ども2人で乗ります。チャイルドシートも使っています。

自分の親を乗せて、一緒に出かけることも想定していました。

もう一つ、大きく変わったのが車内での過ごし方です。子どもが小さいので、車内で世話をする場面が多くあります。授乳やおむつ交換をすることもあります。駐車したあと、親が前席から2列目へ移動することもあります。

わが家が車選びで重視した条件

比較した項目は次の7つです。

  1. 車内移動のしやすさ
  2. 燃費
  3. 価格
  4. 車体サイズ・取り回し
  5. デザイン
  6. リセール
  7. 整備性

リセールと整備性は、数値での詳しい比較まではしていません。

一番重視したのは、1つ目の車内移動です。ここでいう車内移動は、室内が広いかどうかではありません。運転席・助手席から2列目へ、車外に出ずに移動しやすいか。そして、車内で子どもの世話をしやすいか。この2点です。

8車種のスペックを比べてみた

検討した8車種の数値です。

サイズ・室内空間

車種全長×全幅×全高(mm)室内 長×幅(mm)室内高(mm)定員最小回転半径
ヴォクシー4,695×1,730×1,8952,805×1,4701,4057/8人5.5m
ノア4,695×1,730×1,8952,805×1,4701,4057/8人5.5m
セレナ約4,690〜4,810×1,695〜1,725×1,870前後約3,135×1,545約1,4007/8人約5.7m
ステップワゴン約4,800〜4,830×1,750×1,8402,845×1,5451,4107/8人5.4m
オデッセイ約4,860×1,820×1,695約2,915×1,560約1,2857人約5.4m
シエンタ約4,260×1,695×1,695約2,545×1,530(7人乗り)約1,3005/7人約5.0m
アルファード約4,995×1,850×1,935約3,005×1,660約1,360主に7人約5.9m〜
ヴェルファイア約4,995×1,850×1,945約3,005×1,660約1,3607人約5.9m〜

燃費・価格

車種燃費(ハイブリッド系)価格の目安
ヴォクシー21.8〜23.6km/L約370万円台〜
ノア約23km/L台約370万円前後〜
セレナ(e-POWER)約18〜20km/L台グレードによる
ステップワゴン(e:HEV)19.6〜19.8km/L約394万円〜
オデッセイ(e:HEV)約19.6〜19.9km/L約509万円〜
シエンタ約27km/L台約250万円台〜
アルファード約17〜19km/L約560万円〜
ヴェルファイア約17km/L台約710万円〜

※現行モデルの代表的なグレード・仕様を掲載しています。グレードや駆動方式によって数値が異なる場合があります。

表を見て、勝ち負けを付けるつもりはありません。燃費ならシエンタ、室内の広さならアルファードやヴェルファイア。数字だけを見ると、ヴォクシーが全項目で一番というわけではありません。

特に重視したのは「車内を移動できること」

室内の寸法が大きくても、車内を移動しやすいとは限りません。

子どもが小さいうちは、車内で親が動く場面が多くあります。駐車したあとに前席から2列目へ移ったり、授乳やおむつ交換をしたり。外に出て回り込まなくても、車内で移動できるかどうか。私にとっては、この点が大きな判断材料でした。

各車を検討して感じたこと

ここからは、各車について私が感じたことです。客観的な評価ではなく、わが家の使い方に合うかどうかという個人の感想です。

ノア

基本性能や室内空間は、ヴォクシーとほぼ同じです。

外した最大の理由は、デザインでした。ノアのデザインが悪いという意味ではありません。完全に個人の好みです。

ステップワゴン

室内空間は魅力的でした。

ただ、実際に試乗したときに、走りや加速が少し「もっさり」しているように感じました。あくまで、私が試乗したときの感覚です。

セレナ

購入候補にしていました。

車選びの途中で、ホンダの営業担当者から、セレナの整備性を懸念する話を聞きました。あくまで担当者個人の意見で、私自身が検証したものではありませんが、購入を考えるうえでは気になった点でした。

オデッセイ

特にBlack Editionのデザインが好きで、選択肢の一つとして検討しました。

実際に見ると、ヴォクシーのような背の高いミニバンに比べて天井が低く感じました。表の室内高も約1,285mmです。車内で子どもの世話をするには、窮屈に感じました。

オデッセイの室内が狭いという話ではありません。車内での育児を重視するわが家では、天井の低さが気になった、ということです。

また、オデッセイの売りは後席の座り心地だと思いますが、結局チャイルドシートを取り付けてしまいその恩恵にあずかれませんので、今回は断念しました。

シエンタ

コンパクトで取り回しがよく、燃費も良い。ここは魅力でした。

ただ、わが家の使い方では、少し小さく感じました。大人2人と子ども2人に加えて、親を乗せる可能性があります。子どもの荷物も多い。3列目まで含めた余裕を考えて、ヴォクシーくらいのサイズがほしいと思いました。

シエンタが合わないという話ではありません。わが家の条件での判断です。

アルファード・ヴェルファイア

車内空間そのものは非常に広く、外観も最もかっこいいです。

ただ、私が重視したのは広さではなく、前席から2列目へ車内で移動できること。私が検討した仕様では、この移動がしにくく、子どもの世話をする使い方には合わないと感じました。車体も大きくなります。また、どうせチャイルドシートを取り付けるのにキャプテンシートである必要はないと思いました。

これはわが家の子育ての使い方との相性の話です。ヴェルファイアも同じ理由で、外しました。

なぜ最終的にヴォクシーだったのか

ヴォクシーが、すべてで一番だったわけではありません。

燃費ならシエンタ。室内の広さやデザインならアルファードやヴェルファイア。室内幅も、他に広い車があります。

それでも、わが家の条件を並べてみると、ヴォクシーが一番当てはまりました。

  • 子ども2人を乗せられる
  • 親も一緒に乗せられる
  • 前席から2列目へ、車内で移動できる
  • 車内で子どもの世話をしやすい
  • 日常で扱えるサイズ
  • 燃費が悪すぎない
  • 価格が上級ミニバンほど高くない
  • デザインが好み

一番広い車でも、一番安い車でも、一番燃費が良い車でもありません。ただ、コンパクトなシエンタほど小さくなく、アルファードやヴェルファイアほど大きくない。燃費、価格、室内空間を合わせて考えたときに、わが家にはちょうどよいバランスでした。

まとめ|実際にヴォクシーを子育てに使ってみて

8台を比較して分かったのは、子育て用の車は「広ければいい」わけではないということでした。

わが家が重視したのは、子ども2人と親を乗せられること、前席から2列目へ移動できること、そして日常で扱えるサイズであること。

その条件を総合して、90系ヴォクシーを選びました。

使い勝手が良く、非常に満足しています。上では比較していませんが、後席モニターも付いているので、子どもの機嫌取りに重宝しています。子育て世帯の第一選択肢としてはとても良いのではないでしょうか。

ただ一方、ヴォクシーを買って子どもを乗せて使っていると、今度は細かな不便も見えてきました。

それを一つずつ改善してきた内容は、別の記事にまとめています。

→ 90系ヴォクシーの子育て向けカスタム8選|実際に付けて便利だったパーツ・用品

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