オンライン資格講座の選び方|子育て中の会社員が確認したいポイント

仕事・キャリア

オンライン資格講座を調べてみると、動画講義が中心のもの、スマホで問題演習ができるもの、複数の資格を学べるものなど、サービスによって特徴が異なります。

では、何を基準に選べばよいのでしょうか。

資格勉強は独学とオンライン講座どっち?働きながら学ぶ方法を比較では、独学とオンライン講座の違いを整理しました。

オンライン講座を利用するなら、最初に考えたいのは「どのサービスが一番いいか」ではなく、自分がいつ、どこで、どのように勉強するのかです。

特に仕事や子育てをしながら学ぶ場合、使える時間は限られます。機能の多さや料金だけではなく、自分の生活の中で実際に使える講座かどうかを考えてみましょう。

講座を比較する前に「どう勉強するか」を考える

オンライン講座を探し始めると、料金や講座数、機能などに目が向きがちです。

その前に、普段の生活のどこで勉強するのかを考えてみます。

たとえば、通勤中が中心なら、スマホで動画を見たり問題を解いたりできることが重要になるかもしれません。

休日に机に向かって勉強するなら、スマホ対応よりテキストや問題集の使いやすさを重視する方法もあります。

また、実務経験がある分野を学び直す場合と、初めての分野を基礎から学ぶ場合でも、必要な教材やサポートは違ってきます。

講座を探す前に、

  • いつ勉強するか
  • 1回にどのくらい時間を使えそうか
  • スマホとパソコンのどちらを使うか
  • 動画と文章のどちらで学びたいか
  • 質問できる環境が必要か

を一度整理しておくと、比較する条件を絞りやすくなります。

オンライン資格講座を選ぶときに確認したい8つのポイント

ここからは、オンライン資格講座を選ぶときの具体的な確認ポイントを見ていきます。

すべての条件を満たす必要はありません。自分が重視したいものを考えながら確認してみてください。

受けたい資格・試験に対応しているか

まず、自分が受験する資格に対応しているかを確認します。

資格によっては級や試験区分が分かれているため、資格名が掲載されているだけで判断しないようにしましょう。

また、試験制度や出題範囲が変更される場合もあります。受験予定の試験に対応した教材なのかを確認し、試験そのものの最新情報は実施団体の公式サイトでも確認しておきたいところです。

教材の形式が自分に合っているか

オンライン講座で利用できる教材には、動画講義、Webテキスト、問題集、確認テストなどがあります。紙教材を用意しているサービスもあります。

重要なのは、教材の種類の多さではありません。

文章を読んで学びたいのか、説明を聞きながら理解したいのか、問題演習を中心に進めたいのかによって、必要な教材は変わります。

自分が実際に使う教材があるかを確認しましょう。

スマホでどこまで学べるか

「スマホ対応」と書かれていても、できることはサービスによって異なります。

講義の視聴だけなのか、テキストも読めるのか、問題演習までできるのか。

通勤時間などにスマホを使うつもりなら、「スマホに対応しているか」ではなく、スマホで自分がやりたい学習ができるかまで確認しておく必要があります。

動画講義は自分の使い方に合っているか

動画を利用したい場合は、講義があるかどうかだけでなく、実際の使いやすさも確認します。

たとえば、動画の長さや再生速度、字幕などです。

短い時間に少しずつ見るなら動画の区切り方が重要になるかもしれません。一方、自宅でまとまった時間に見るのであれば、それほど重視しない機能もあるでしょう。

必要な機能をあらかじめ決めておけば、機能の多さだけで比較せずに済みます。

必要な問題演習ができるか

資格試験では、学んだ内容を問題演習で確認することも重要です。

講座によっては、確認問題、過去問、模擬試験などが用意されています。

ただし、問題数が多ければよいわけではありません。必要な対策は資格によって異なるため、受験する試験の形式を確認したうえで、自分に必要な演習ができるかを見てみましょう。

質問・サポート制度は自分に必要か

質問制度が用意されている講座もありますが、すべての人に必要とは限りません。

実務経験のある分野を学び直すのであれば、自分で調べながら進められる場合もあります。

反対に、初めて学ぶ分野なら、分からない部分を質問できることを重視する考え方もあります。

質問制度を使いたい場合は、有無だけでなく、質問方法や回数、対象範囲まで確認しておきましょう。

利用期間が受験予定に合っているか

子育てをしながら勉強していると、仕事や家庭の予定によって、当初の計画どおりに進まないこともあります。

そのため、

  • いつまで教材を利用できるか
  • 受験予定日まで利用できるか
  • 延長や更新はできるか

などを確認しておきます。

「予定どおり進められる」ことを前提にせず、利用できる期間に少し余裕があるかを見るのも一つの考え方です。

料金に何が含まれているか

料金を比較するときは、表示されている金額だけでなく、その料金で何を利用できるのかを確認します。

教材や問題演習、質問制度、利用期間など、含まれる内容はサービスによって違います。更新や延長などで追加料金が必要になる場合があるかも確認しておきたいところです。

安いか高いかではなく、自分が必要な機能に対していくらかかるのかを見ると比較しやすくなります。

子育て中なら「スキマ時間で学べる」だけで選ばない

オンライン講座では、スマホを使って短時間でも学べることがあります。

ただ、子育て中だからといって、いつでも自由に使えるスキマ時間があるとは限りません。

通勤中なら動画を見る、昼休みに問題を数問解く、休日には机に向かって復習するなど、学習内容によって必要な時間も変わります。

そのため、「スキマ時間で学べるか」だけでなく、自分の生活のどこに学習を組み込めるかを考えることが重要です。

また、夫の勉強時間を確保するために、妻が育児を多く担当したり、仕事を調整したりすることを前提にする必要はありません。

夫婦それぞれの仕事や予定を踏まえて、家庭全体に無理のない範囲で学習時間を考えていきましょう。

合格実績や口コミは「参考情報」として見る

講座を比較するとき、合格率や合格者数、口コミなども気になるところです。

合格実績を見る場合は、数字だけでなく、集計期間や対象者、算出方法なども確認しましょう。条件の違う数字をそのまま比較できるとは限りません。

口コミも同様です。

初めてその分野を学ぶ人と、すでに実務経験がある人では、同じ教材でも評価が変わる可能性があります。

口コミはサービスの特徴を知る材料にはなりますが、最終的には自分が求める学習方法と合っているかで判断することが大切です。

複数の資格を学ぶなら「対応講座の幅」も確認する

一つの資格だけを学びたい人もいれば、仕事に関連する複数の分野を学びたい人もいるでしょう。

後者の場合は、

  • どのような講座が用意されているか
  • 講座ごとに申し込むのか
  • 複数講座を利用できる仕組みなのか

も確認するポイントになります。

ただし、講座数が多ければ得とは限りません。

100種類の講座があっても、自分が利用したいものが一つなら、講座数の多さを重視する意味はあまりありません。

メーカー勤務の会社員に役立つ資格は?職種・業務経験別に考えるで整理したように、まずは自分の業務経験と今後学びたい内容から考えてみましょう。

申し込む前に確認したいチェックリスト

ここまでの内容を、申し込み前の確認項目にまとめます。

  • 受けたい資格・試験に対応しているか
  • 教材の形式は自分に合っているか
  • スマホで必要な学習ができるか
  • 動画は自分の使い方に合っているか
  • 必要な問題演習ができるか
  • 質問制度は必要か
  • 利用期間は受験予定に合っているか
  • 料金に何が含まれているか
  • 更新・延長などの条件を確認したか
  • 実際に使う場面をイメージできるか

すべてを満たす講座を探すのではなく、自分にとって外せない条件を2〜3個決めておくと比較しやすくなります。

オンライン講座を使わないという選択もある

比較した結果、市販のテキストや問題集だけで進められそうなら、無理にオンライン講座を利用する必要はありません。

すでに基礎知識がある、学習計画を自分で立てられる、講座にある機能をあまり使わないという場合は、独学が合うこともあります。

一方で、教材を自分で選ぶ時間を減らしたい、スマホで問題演習をしたい、複数の分野を学びたいなど、オンライン講座に求めるものが明確になったなら、具体的なサービスを比較してみましょう。

次の記事では、オンライン資格講座の一つである「オンスク.JP」について、ここまで整理したポイントをもとに、特徴や注意点、どんな人に合いそうなのかを確認します。

まとめ|自分が実際に使える講座を選ぶ

オンライン資格講座を選ぶときは、知名度や機能の多さだけで決める必要はありません。

まず、自分がいつ、どこで勉強するのかを考える。そのうえで、教材、スマホ対応、問題演習、質問制度、利用期間、料金などから、自分に必要な条件を絞っていきます。

特に仕事や子育てをしながら学ぶなら、**「良さそうな講座か」ではなく「自分の生活の中で使える講座か」**という視点を持っておきたいところです。

条件が整理できたら、具体的なサービスと照らし合わせてみましょう。

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