育休中のパパが孤独を感じたとき|「自分だけ」と思ったら考えたいこと

育休・育児

育休中、家族と一緒に過ごしているはずなのに、ふと孤独を感じることがあります。

「家族がいるのに、何を寂しがっているんだろう」
「こんな贅沢な悩み、誰にも言えない」

そう思って、その気持ちを自分の中にしまい込んでしまう人もいるのではないでしょうか。

この記事では、育休中に感じる「孤独」という感情そのものについて考えていきます。

「家族がいるのに孤独」という感覚はおかしくない

孤独というと、一人でいることを想像しがちです。しかし、育休中に感じる孤独は、それとは少し違います。

家族と過ごす時間は増えているのに、どこか満たされない感覚がある。子どもと過ごす毎日は大切に思えるのに、心のどこかに取り残されたような感覚がある。

妻は子供の世話につきっきりで、二人でゆっくり過ごす時間もままならない。

これは、家族との関係に問題があるということではありません。孤独は、そばに人がいるかどうかだけで決まるものではないからです。

仕事から離れると「自分の居場所」が分からなくなる

会社にいたときは、役職や仕事内容という形で、自分の立場がはっきりしていました。

「〇〇部署の〇〇さん」
「あの仕事を担当している人」

そうした役割が、自分がどこに属しているかを示してくれていたところがあります。

育休に入ると、こうした役割が一時的に見えなくなります。家庭の中でも、育児という役割はあるものの、会社にいたときのような「自分の立場」とは少し違うものです。

役割が見えにくくなることで、「自分は今、どこにいるんだろう」という感覚が生まれることがあります。これが、孤独感の一因になっていることがあります。

「自分だけが取り残されている」と感じることもある

育休を取っている男性は、まだ周囲に多くありません。同じ立場の人が身近にいないと、自分の状況を誰かと分かち合う機会も少なくなります。

ママ同士が育児について気軽に話している様子を見て、「自分にはそういう相手がいない」と感じることもあるでしょう。

会社の同僚は、これまで通りの生活を送っている。友人も、育児の状況が違えば、話が噛み合いにくいこともある。

こうした状況が重なると、「自分だけが違う場所に取り残されている」という感覚につながることがあります。

パパだからこそ孤独を感じやすい場面もある

地域の子育て支援の場や、児童館などに行くと、周りがママばかりということも少なくありません。

そうした場に一人で参加するとき、話しかけづらさや居心地の悪さを感じることもあります。誰にも意地悪をされたわけではなくても、「自分はここにいていいのだろうか」と感じてしまうことがあります。

これは、育休を取ったパパならではの孤独の形と言えるかもしれません。すべての男性が同じように感じるとは限りませんが、こうした感覚を持つこと自体は、珍しいことではありません。

孤独をなくすことより、「何が足りないのか」を考える

孤独を感じたとき、その感情をすぐに消そうとする必要はありません。

大切なのは、孤独の中身を少し具体的にしてみることです。

  • 誰かと育児の話をしたいのか
  • 仕事の話ができる相手が恋しいのか
  • 単純に、大人と会話する時間が足りていないのか

「孤独」という言葉の中に、実はいくつかの物足りなさが隠れていることがあります。それが何かによって、求めているものも変わってきます。

家族以外の「自分の時間」を持ってみる

育児中心の生活が続くと、自分のための時間がほとんどなくなります。

短い時間でも、家族以外の何かに触れる時間を持つことは、孤独感を和らげることにつながる場合があります。

  • 散歩やジョギングなど、一人になれる時間を作る
  • 好きな本や音楽に触れる時間を確保する
  • オンラインで、興味のある分野の情報に触れる
  • 資格の勉強をする

こうした時間は、育児の合間にわずかでも作れることがあります。小さな時間でも、自分のための時間があるという感覚は、孤独感への向き合い方を変えてくれることがあります。

「誰かに分かってもらう」ことも大切

孤独を一人で抱え込み続けると、次第に「誰にも分かってもらえない」という感覚が強くなっていきます。

同じように育休を取っているパパのコミュニティや、SNS上の育休パパの発信など、共感できる相手を見つける方法もあります。

顔を合わせて話す相手でなくても構いません。「自分と似た状況の人がいる」と知るだけでも、孤独感は軽くなることがあります。

まとめ|育休中に孤独を感じても、それはおかしくない

育休中に孤独を感じたとき、次の視点を持っておくと、気持ちを整理しやすくなります。

  • 「家族がいるのに孤独」という感覚は、おかしいことではない
  • 孤独の背景には、仕事や社会とのつながりの変化が関係していることがある
  • 孤独をなくすことより、何が足りないのかを考えることが役に立つ

育休中の孤独は、家族との関係の問題ではなく、生活の変化の中で自然に生まれる感情です。

その感情を否定せず、少しずつ言葉にしていくことが、次に何をすればいいかを考える手がかりになります。

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