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子どもが生まれてから、今の働き方に疑問を感じるようになった。
残業で帰りが遅くなれば、子どもが起きている時間には帰れない。休日は家族と過ごしたいのに、平日の疲れがなかなか抜けない。
それなら転職した方がいいのかもしれない。でも、まだ20代。今の会社でもう少し経験を積んだ方がいい気もするし、転職して年収が下がるのも困る。
子どもが小さい今だからこそ、仕事を変える決断には慎重になります。
ただ、転職するかどうかを考えることと、実際に会社を辞めることは別です。今の働き方に違和感があるなら、一度考えてみてもいいはずです。
この記事では、20代の子育てパパが転職を考えるときに整理しておきたい5つの判断基準を紹介します。
子どもが生まれると、仕事に求めるものが変わる
独身の頃は、多少残業が多くてもそれほど気にならなかった。仕事を覚えるためなら、帰りが遅くなるのも仕方ないと思っていた。
ところが、子どもが生まれると事情が変わります。
朝は保育園への送り、夕方はお迎え。帰宅してからも夕食、お風呂、寝かしつけと、やることは山積みです。
自分が帰るのが遅ければ、その分だけパートナーに負担がかかります。
一方で、家族が増えたことで収入への不安も大きくなります。これから教育費がかかることを考えると、できれば年収は上げたい。
家族との時間を増やしたい。でも、収入も減らしたくない。
この二つを両立させたいからこそ、転職するべきか悩むのではないでしょうか。
ここで考えたいのは、今の会社が嫌かどうかだけではありません。今の働き方を、この先も続けられそうかということです。
20代の子育てパパが転職を判断する5つの基準
転職を考えるとき、年収や休日数など、目に見える条件に意識が向きがちです。
もちろんそれらも重要ですが、子育て中は条件の良し悪しだけでなく、実際の生活がどう変わるかまで考える必要があります。
今の会社で、これからどれくらい年収が上がるか
今の給料が低いと感じていても、すぐに転職した方がいいとは限りません。
例えば、現在の年収が350万円だったとしても、数年後には450万円程度まで上がる見込みがあるなら、今の会社に残る選択肢もあります。
反対に、何年働いてもほとんど昇給せず、今後の収入が見通せないなら、転職を考える理由になるでしょう。
確認しておきたいのは、今の年収だけではなく、3年後、5年後にどのくらいの収入を得られそうかということです。
先輩社員の年収や昇格の仕組みが分かれば、ある程度の見通しは立てられます。
ただし、転職先の提示年収が高くても、住宅手当がなくなったり、賞与の支給条件が変わったりすることがあります。
額面の年収だけでなく、毎月の家計にどれだけ余裕が生まれるのかまで考えておきたいところです。
子育て中の転職と収入の考え方は、子育て中の転職で年収が下がるのはあり?後悔しないための判断基準でも詳しく整理しています。
平日に子どもと過ごす時間を確保できるか
子どもが小さい時期は、仕事が終わってからの数時間が貴重です。
例えば、毎日19時に帰宅できる人と、21時に帰宅する人では、平日の過ごし方が大きく変わります。
夕食を一緒に食べられるか。お風呂に入れられるか。寝る前に少し遊べるか。
そうした時間を、今の働き方で確保できているでしょうか。
転職先を探すなら、残業時間だけでなく、通勤時間も見逃せません。
仮に片道の通勤時間が30分短くなれば、往復で1時間。月20日働くとすれば、月に20時間ほど自由に使える時間が増えます。
もちろん、通勤時間が短くなっても残業が増えてしまえば意味がありません。
「残業が少ない会社」よりも、「自分が希望する時間に帰宅できる会社」という視点で考える方が、生活の変化を想像しやすくなります。
子どもの急な体調不良に対応できるか
子育て中の働きやすさは、普段の勤務時間だけでは分かりません。
例えば、保育園から突然「熱があるので迎えに来てください」と連絡が入ったとき。
仕事を途中で切り上げられるでしょうか。翌日も休むことになったら、職場に相談できるでしょうか。
育児支援制度が整っていても、実際には利用しづらい職場もあります。
反対に、特別な制度が多くなくても、周囲と仕事を分担できる環境なら、子育てとの両立がしやすい場合もあります。
転職先を検討するときは、制度の有無に加えて、実際に子育て中の社員がどのように働いているのかも確認したいところです。
また、転職後は新しい仕事を覚える必要があります。入社直後から急な休みを取りやすいかどうかも、できる範囲で確かめておくと安心です。
今の会社で、将来につながる経験を積めるか
20代で転職を考えるなら、目先の働きやすさだけでなく、これからどんな仕事ができるようになるかも考えておきたいところです。
今は仕事が大変でも、経験を積むことで担当できる業務が広がり、将来の転職で評価される可能性があります。
一方、何年働いても同じ仕事の繰り返しで、希望する仕事に近づけない場合もあるでしょう。
そんなときは、今の会社に残ることで得られるものと、転職することで得られるものを比べてみます。
例えば、今の部署では希望する仕事ができなくても、社内異動で実現できるかもしれません。
逆に、会社の事業内容や人員配置の都合で希望する経験を積めないなら、転職した方が選択肢が広がる場合もあります。
数年後にどんな働き方をしていたいのか。そのために、今どんな経験が必要なのか。
少し先の自分を想像してみると、転職の必要性が見えてくることがあります。
転職後の生活を具体的に想像できるか
条件のよい求人を見つけると、今より生活が楽になるように感じるかもしれません。
ただ、転職すると仕事だけでなく、家庭の生活リズムも変わります。
例えば、勤務地が変われば保育園の送迎を担当できなくなるかもしれません。新しい仕事に慣れるまで、帰宅後も勉強する時間が必要になる場合もあります。
収入面でも、賞与の支給時期や手当の条件が変わることがあります。
転職先の条件を確認するときは、次のようなことまで考えてみてください。
- 朝の保育園への送りは今までどおり担当できるか
- 子どもが寝る前に帰宅できるか
- 転職直後に収入が減っても家計は成り立つか
- パートナーの仕事や家事・育児の負担はどう変わるか
どれも地味な話ですが、実際に転職した後の満足度を左右する部分です。
求人票の条件が魅力的でも、家庭の生活が回らなくなるなら、慎重に考える必要があります。
今の会社に残った方がいい場合もある
ここまで読んで、「やっぱり転職した方がいいのかな」と感じた人もいるかもしれません。
ただ、転職しないことが消極的な選択とは限りません。
今の会社で希望する部署に異動できる可能性がある。数年後には昇給が見込める。急な休みにも理解があり、育児との両立ができている。
そうした環境なら、無理に転職する必要はないでしょう。
特に子どもが小さい時期は、職場の人間関係ができていて、仕事の進め方にも慣れていることが大きな利点になります。
新しい職場では、仕事内容だけでなく、人間関係も一から築かなければなりません。
今の会社に不満があっても、すぐに辞めるのではなく、異動や勤務時間の調整で改善できないか考えてみる価値はあります。
ただし、心身への負担が大きい場合や、働き方の改善が見込めない場合は別です。現職に残ることだけにこだわる必要もありません。
転職活動を始めるなら、求人票のここを確認したい
転職を検討する段階になったら、求人票の条件を一つずつ確認していきます。
特に子育て中は、次の項目が生活に直結します。
| 項目 | 確認したいこと |
|---|---|
| 残業時間 | 配属予定部署の実態や繁忙期の働き方 |
| 勤務地 | 通勤時間、転勤の可能性 |
| 在宅勤務 | 利用条件や出社頻度 |
| 給与 | 基本給、賞与、各種手当、固定残業代 |
| 育児支援 | 制度の内容と実際の利用状況 |
| 入社後の条件 | 試用期間中の待遇や勤務体制 |
求人票だけでは分からないことも多いため、面接で確認しておくとよいでしょう。
また、転職活動を始める前に、夫婦で希望する働き方を話し合っておくことも欠かせません。
年収を優先するのか、家族との時間を優先するのか。転勤は許容できるのか。保育園の送迎は誰が担当するのか。
すべてを希望どおりにするのは難しくても、優先順位が決まっていれば求人を選びやすくなります。
家庭と仕事のバランスについては、家庭を優先しながらキャリアを築く方法|育休後のパパが考えたい働き方でも紹介しています。
転職するか決めていなくても、相談してみる価値はある
ここまで考えても、転職するべきか結論が出ないことはあります。
今の年収が同年代と比べてどうなのか。自分の経験は他社でも評価されるのか。そもそも、転職すれば希望する働き方ができるのか。
こうしたことは、今の会社の中にいるだけでは分かりにくいものです。
だからこそ、会社の外にいる人に相談してみる方法もあります。
例えば、転職エージェントなら求人の情報を得られますし、キャリア相談サービスなら、今後の働き方や仕事選びの軸を整理するきっかけになります。
相談したからといって、必ず転職しなければならないわけではありません。
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20代で今後のキャリアに迷っているなら、REFLAMEも相談先の候補になります。
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今回紹介する無料相談の対象年齢は31歳以下です。
ただし、子育て中の人に特化したサービスではありません。残業の少ない仕事や育児と両立しやすい求人を必ず紹介してもらえるわけではないため、その点は相談時に確認しておきましょう。
今すぐ転職するつもりがなくても、今後の働き方について考える機会として利用を検討できます。
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※対象年齢や相談内容、利用条件は申込前に公式ページで確認してください。
まとめ|転職するかどうかは、家族の生活を基準に考える
20代で子育てをしながら転職を考えるときは、年収だけでも、働きやすさだけでも判断しきれません。
今後の昇給、家族と過ごせる時間、育児への対応、将来のキャリア、転職後の生活。
この5つを並べて考えると、今の会社に残る理由も、転職を検討する理由も整理しやすくなります。
子どもが小さいから転職してはいけないわけではありません。反対に、20代だから早く転職しなければならないわけでもありません。
今の会社で改善できることはないか。転職するなら、どんな条件を優先したいか。
まずはそこを整理してからでも、決断は遅くないはずです。
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